過半
かはん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #36409 · 青空 141 例
標準
the greater part
文例 · 用例
文学に、親しんでゐるといふ、まことに文学者にとつて当然のことさへ出来てゐるならば、決して起らない筈の問題が、数々の問題の過半を占めてゐるといふやうなこともあるものであると、今更思ふ人も少くなくて欲しいことである。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
聽衆は過半振反つて青年を見たが、相島は振囘つた聽衆を睨みかへしてやりたかつた。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
後記 茲に収めたのは、『山羊の歌』以後に発表したものの過半数である。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
天も……なんとやらで、なんとかして漏らさず……ですな」 弁者はこの訛言をおかしがりて、「天網恢々疎にして漏らさずかい」 甲者は聞くより手を抗げて、「それそれ、恢々、恢々、へえ、恢々でした」 乗り合いの過半はこの恢々に笑えり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
其困難を冒して新しい議案が持ち出され、又其議案が過半の多数に因つて通過されたとすると、現に非常な変化が英国民の頭の中に起りつつある証拠になる。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
座敷の客は過半庭に降りて来て、別々に彼と僕とを取り巻いた。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
聞くがごとくんば、理学士が少なからぬ年俸は、過半菅子のために消費されても、自から求むる処のない夫は、すこしの苦痛も感じないで、そのなすがままに任せる上に、英吉も云った通り、実家から附属の化粧料があるから、天のなせる麗質に、紅粉の装をもってして、小遣が自由になる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
斯の理想は世上に満布したり、この理想は平民社界に拡がれり、むしろ高等民種の過半をも呑みたり、或時は通と言ひ、或時は粋といふもの、此理想に外ならざるなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
作例 · 標準
周辺住民の過半から反対の署名が集まったことで、市が進めていた道路建設プロジェクトは見直しを余儀なくされた。
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「過半の支持を得るには、単なる理念だけでなく、数字に裏打ちされた具体的なメリットを示す必要があります」
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倉庫に保管されていた資材の過半が長雨の湿気で使い物にならなくなり、現場は急いで代品の手配に追われた。
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