未開拓
みかいたく
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
undeveloped (area)
文例 · 用例
数年来云われて来たインフレ出版の現象は、急速な社会全般の情勢のうつりかわりとともにこれ迄の文化伝統が変動しつつあることの一つの相貌として、云ってみればこれ迄出版業者にとって未開拓の地であった女性の世界へ次第に進出して来たのだと思える。
— 宮本百合子 『女性の書く本』 青空文庫
凡てのもののうちには未開拓な点があるものだ。
— 豊島与志雄 『現代小説展望』 青空文庫
更に、小学校に於ける日本語教科書の問題、日本語或は支那語の児童読物の問題など、未開拓の領域は限りなく広い。
— 豊島与志雄 『中支生活者』 青空文庫
其と対等の原因として、精霊の所有なる未開拓地を墾く方式。
— その外輪に沿うて 『古代民謡の研究』 青空文庫
未開拓時代のアメリカ大陸を描いた五部作、及び海洋文学をもって有名であり、それらの作品は少年の読物としても喜ばれている。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
未開拓地の人居の安からぬ模様は、前の麻多智の伝へでもわかるが、揖保郡|林田里伊勢野の起原で見ても知れる。
— 折口信夫 『「しゞま」から「ことゝひ」へ』 青空文庫
彼は仏教の学者になって、一生研究に没入したいと思い、特に西洋へ渡って、日本ではまだ未開拓の梵語やパリー語を学び、原典について究理したいと欲していたのだそうだ。
— その九 覆面屋敷 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
それは昼の影のささない湿地やたそがれの森にこのうえなくふさわしい音で、人間がまだ認めえない広大な未開拓の自然を暗示するものである。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
深い森の奥には、まだ未開拓の土地が広がっていた。
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この地域は、技術が進歩してもなお未開拓のままだ。
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「この未開拓の地にも、いつか人々が住むようになるのだろうか。」
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