不可知論
ふかちろん
名詞名詞-の形容詞
標準
agnosticism
文例 · 用例
認識には限界があるといふ思想を積極的に述べるとき、不可知論(Agnostizismus)が生じる。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
不可知論といふのは實在或ひは絶對者は不可認識的な(unknowable; unerkennbar)ものであるといふ主張である。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
ところでクザーヌスその他の場合と近代の認識論上の不可知論の場合とでは相違がある。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
從つてそこには本來の不可知論はない。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
このやうな考へ方とは反對に、認識論上の不可知論は認識の規定から絶對者への道を取る。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
カントはかかる道において物自體(Ding an sich)は知り得ないといふ不可知論的な方向を示してゐる。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
この不可知論は一方ではマンセル、他方ではスペンサーなどの哲學においてひとつの重要な役割を演じ、イギリスの哲學の上に絶えず投げられてゐる顯著な陰影である。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
カントにおける不可知論といわれるものも、これに関聯している。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不可知論の信奉者であり、安易に神の存在を肯定も否定もしない。
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哲学の講義で、カントの認識論から導かれる不可知論について学んだ。
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科学的な根拠がないものに対しては、不可知論の立場をとるのが妥当だ。
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ウィキペディア
不可知論 は「物事の本質は我々には知り得ず、認識することが不可能である」とする立場のこと。
出典: 不可知論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0