劇化
げきか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
dramatization
文例 · 用例
私の作品は、どう考えたって、映画化も劇化もされる余地が無い。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
ここのところを天女散華という題で歌劇化して支那の名優|梅蘭芳が得意の演じものにしています。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
田村|成義翁の「続々歌舞伎年代記」には、どう云うわけか、明治二十年度に於ける春木座の記事を全部省略してあるが、私の記憶によれば、かの「牡丹燈籠」が初めて劇化されたのは、春木座の明治二十年八月興行であったと思う。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
今日、映画の劇化が行なわれるように、その頃は寄席の読み物の劇化が行なわれる時代であった。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
かくの如くに、円朝物の劇化がしばしば行なわれたにも拘らず、その歿後には一向に舞台にのぼらなくなった。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
江戸時代には小説作者と狂言作者とのあいだに一種の不文律があって、非常に大当たりを取った小説は格別、普通は小説を劇化しない事になっていた。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
私は高坐で伯山の「天一坊」を聴いたことが無いので、高坐と舞台との間にどれだけの相違があるかを知らないが、物が物だけに、これは「髪結新三」などの世話物とは違って、原作以上に劇化されているものと察せられる。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
これも原作は松林伯円の講談であるが、舞台と高坐とは大いに相違し、単に原作の人名と略筋を借りただけで、ほとんど黙阿弥の創作と云って好いほどに劇化されている。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
作例 · 標準
その古典文学が、現代的な視点で劇化されることになった。
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歴史上の出来事を劇化する際は、史実に基づきつつも創造性が求められる。
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彼の半生を描いた小説は、テレビドラマとして劇化された。
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