そよ風
そよかぜ異読 びふう
名詞多音語頻度ランク #36046 · 青空 173 例
標準
gentle breeze
文例 · 用例
この頃のやうな若葉時になると、薄く透明な黄味を含んだ楢の葉が、柔々しい絹糸のやうな裏毛を、白く光らせて、あつちでも、こつちでも、ひら/\と波頭のやうに、そよ風に爪立つてゐる。
— 小島烏水 『亡びゆく森』 青空文庫
午後の靜かな時など、よくその眼のさめるやうな青芝の上には、白い服をそよ風にひるがへした看護婦達の二人三人が、低い、けれど透き通るやうな聲で歌を口ずさみながら往き來してゐるのを、私は病み疲れた眼でぢつと眺めてゐる事があつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
」 そよ風が頬を切る。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
萌えさかつた堤の青草は霧のやうな乳白色を含んで、河原の川柳はそよ風にざわ/\と騷いではゐたが、雨の脚はまだ何處にも見えなかつた。
— 有島武郎 『幻想』 青空文庫
そよ風が吹いて来ると、私は胸一杯呼吸するのであつた。
— 中原中也 『散歩生活』 青空文庫
・この花を見つけた蝶の白い風・陽が落ちるそよ風の青い葉が落ちる・ゆふ風いそがしい蜘蛛のいとなみがはじまる 六月廿五日明けゆく空、朝風はよいかな。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
そよ風が窓から窓帷をゆすって流れ込んで、そして新鮮な朝日のかげは青々と鏡の中の父の顔に漲っていた。
— 渡辺温 『父を失う話』 青空文庫
そよ風は静かにまどろみました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
作例 · 標準
公園の木々の葉が、そよ風(そよかぜ)にそっと揺れていた。
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彼女は、太陽の暖かさと、そよ風(そよかぜ)の感触を楽しんだ。
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そよ風(そよかぜ)が、咲き誇る花の香りを運んできた。
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