洞
ほら
名詞頻度ランク #9855 · 青空 1474 例
標準
hollow
文例 · 用例
〔こはドロミット洞窟の〕宮沢賢治こはドロミット洞窟のけ寒く硬き床なるを幾箇の環を嵌められし巨人の白き隻脚ぞかくて十二の十年は事なきさまに燃え過ぐる
— 宮沢賢治 『〔こはドロミット洞窟の〕』 青空文庫
そしてそのためには、人の心理を洞察する聡明な智慧と、絶えず同化しようと努めるところの、献身的な意志と努力が必要である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
本を出したおかげでこの満たされぬ空洞がいよいよ深くなるかも知れないが、そのときにはまたそれでよし。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
地下鐵道にてひとり來りて地下鐵道の青き歩廊をさまよひつ君待ちかねて悲しめど君が夢には無きものをなに幻影の後尾燈空洞に暗きトンネルの壁に映りて消え行けり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
僕の天性の我がまま気儘も、これに輪をかけて自分を洞窟の仙人にした。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
僕は好んで洞窟に棲んでるのではない。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
ミネルバの梟は、もはや暗い洞窟から出て、白昼を飛ぶことが出来るだろう。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
」 前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが續いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話聲の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
古い木には、鳥が巣を作るための大きな洞が開いていた。
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その彫刻は、表面の凹凸だけでなく、内部の洞まで精巧に作られている。
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岩の隙間にできた小さな洞に、子供が宝物を見つけたと言って駆け寄ってきた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
洞(ほら、どう、うろ、ドン、うつろ) 木の内部にできた洞窟状の空間。うろ。 → 樹洞 大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国の行政区画の一つ。ドン(동)。 → 洞 (行政区画) 地中に空いた空間。ほら。 → 洞窟や洞穴(どうけつ、ホラアナ)など 中世日本の武家に存在した一族と傘下の小領主を糾合した共同体。うつろ。 → 洞 (武家)
出典: 洞 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0