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天球

てんきゅう
名詞
1
標準
celestial sphere
文例 · 用例
これは地球から見た時に太陽が天球のどこに来ているかという事を意味するだけの事であるから、太陽系に何か大きな質量の変化が起こるか、重力の方則が変わらない限り、予定のとおり進行してゆくはずである。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
問題はつまり銀河に対して天球を数千の区劃に分ち各区中の星屑の数を数えるというのである。
寺田寅彦 天河と星の数 青空文庫
それでも全体の天球の十分一くらいを数えたに過ぎぬので、すっかり数え上げるにはまだどのくらいかかるか分らぬ。
寺田寅彦 天河と星の数 青空文庫
仮りに恒星の全質量が天球上に一様に分布されているとすれば総和は零となる。
寺田寅彦 方則について 青空文庫
ずっと昔十二宮を定めた頃には秋分の日地球から太陽を望むとほぼ天秤星座に当ったので秋分をもって太陽天秤宮に入ると云っていたが、今から二千年前ギリシアのヒッパーカスは昼夜平分の日に太陽が天球の上に見える位置すなわち秋分点は少しずつ西の方へ変って行くという事を発見した。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
空もいつかすっかり霽れて、桔梗いろの天球には、いちめんの星座がまたたきました。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
ピタゴラス派の天球運動の諧音です」「あら、なんだかまわりがぼんやり青白くなってきましたわ」「夜が明けるのでしょうか。
宮沢賢治 シグナルとシグナレス 青空文庫
空もいつかすつかり霽れて、桔梗いろの天球には、いちめんの星座がまたたきました。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
作例 · 標準
望遠鏡を覗くと、満天の星が天球に広がる様子が見えた。
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古代の人々は、天球の動きを観察して暦を作った。
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このプラネタリウムでは、天球上のあらゆる星座を再現できる。
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ウィキペディア

天球 とは、位置天文学において地球から見える天体の方向を表すために無限遠の距離に仮想した球面のこと。歴史的には、近代以前の自然学や天文学で、惑星や恒星がその上に張り付き運動すると考えられた地球を中心として取り巻く球体のこと。

出典: 天球 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0