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随筆集

ずいひつしゅう
名詞
1
標準
collection of essays (miscellaneous writings, literary jottings, etc.)
文例 · 用例
反対にまた、心の自由を得ない人間の憐むべく笑うべくまた悲しむべき現象を記録したものが非常に沢山に収集されていて、それがまたこの随筆集中の最も面白い部分をなしているのである。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
そうしてそういう人間が、全く気任せに自由に「そこはかとなく」「あやしう」「ものぐるほしく」矛盾も撞着も頓着しないで書いているところに、この随筆集の価値があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
もしできれば次に出版するはずの随筆集の表紙にこの木綿を使いたいと思って店員に相談してみたが、古い物をありだけ諸方から拾い集めたのだから、同じ品を何反もそろえる事は到底不可能だというので遺憾ながら断念した、新たに織らせるとなるとだいぶ高価になるそうである。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
それが既に四十歳を過ぎた今となっても、いまだ死なずにいる自分を見ると、我ながら浅ましい思いがすると、堀口大学君がその随筆集『季節と詩心』の中で書いているが、僕も全く同じことを考えながら、今日の日まで生き延びて来た。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
(年刊『詩と随筆集』第一輯1928年5月発行)----------------------------------------------------------------- 郵便局 郵便局といふものは、港や停車場やと同じく、人生の遠い旅情を思はすところの、悲しいのすたるぢやの存在である。
萩原朔太郎 散文詩集『田舎の時計 他十二篇』 青空文庫
そして、彼自身も、最も露骨な告白文である随筆集『胆大小心録』を完成して居る。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
内村鑑三の随筆集だけは、一週間くらい私の枕もとから消えずにいた。
――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 碧眼托鉢 青空文庫
私は、その随筆集から二三の言葉を引用しようと思ったが、だめであった。
――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 碧眼托鉢 青空文庫
作例 · 標準
週末の午後は、お気に入りの随筆集を片手にカフェでゆっくり過ごすのが習慣だ。
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著者の没後に出版された遺稿随筆集には、生前の飾らない人柄が表れている。
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短編小説と随筆集を交互に読み進めることで、読書の幅がさらに広がった。
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