作品集
さくひんしゅう
名詞
標準
anthology
文例 · 用例
こんど改造社から、井伏さんの作品集が出版せられるさうだが、それに就いて何か書け、と改造社のM君に言はれて、私は、たいへん困つたのである。
— 太宰治 『小照』 青空文庫
然るに梶井君の作品集「檸檬」を讀み、始めて僕は、日本に於ける「文學」の實在觀念を發見した。
— 萩原朔太郎 『本質的な文學者』 青空文庫
愛着は感じていても、その作品集の内容を、最上質のものとは思っていないからである。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
定本:「岡本かの子作品集」沖積舎 1990(平成2)年7月20日初版発行 1993(平成5)年6月30日新装版発行※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
そうして、作家が命をこめた作品集は、文学の初歩的なるものとしてこれを軽んじ、もっぱら日記や書簡集だけをあさり廻るのである。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
書簡集に用いるお金があったなら、作品集をいよいよ立派に装釘するがいい。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
早く、あの、紙袋の中の作品集を纒めあげたかった。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
この小作品集を読んでゐると、ふと文体について私は考へさせられた。
— 原民喜 『沙漠の花』 青空文庫
作例 · 標準
図書館で、目的の作品名が見つからず、店員に尋ねた。
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彼女は、応募するコンテストの作品名を決めかねていた。
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この絵画の作者は、意図的に作品名をつけていないらしい。
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