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霊泉

れいせん
名詞
1
標準
miraculous spring or fountain
文例 · 用例
霊山の雲霧のごとく立昇る湯気の中に、玲瓏玉を溶かせるごとき霊泉の中に紅白の蓮華が一時に咲き満ちたような感じがしたのであった。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
血の汚れを去り、焔の熱を奪い、ルビーを霊泉の水に溶かしでもしたら彼の円山の緋鶏頭の色に似た色になるであろうか。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
君はそういう訳で歩いているなら、これこれの処にこういう寺がある、由緒は良くても今は貧乏寺だが、その寺の境内に小さな滝があって、その滝の水は無類の霊泉である。
幸田露伴 観画談 青空文庫
そうして七十歳にでもなったらアルプスの奥の武陵の山奥に何々会館、サロン何とかいったような陽気な仙境に桃源の春を探って不老の霊泉をくむことにしよう。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
」       四十二「少年は味うて、天与の霊泉と舌鼓を打っておる。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
」「御念に及ばぬ、城ヶ|沼の底に湧く……霊泉に浴させて、傷もなく疲労もなく苦悩もなく、健かにしてお返し申す。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
この謡に猩々が霊泉を酒肆の孝子に授けた由を作ってより、猩々は日本で無性に目出たがられ、桜井秀君は『蔭涼軒日録』に、延徳三年泉堺の富家へ猩々に化けて入り込み財宝を取り尽した夜盗の記事を見出された。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
実は、お婆さんは霊泉の水をたくさん飲み過ぎていたのだ。
THE DREAM OF A SUMMER DAY 夏の日の夢 青空文庫
作例 · 標準
村の伝説では、山の奥深くにある霊泉の水を飲むと、どんな病も治ると言われている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は不治の病に冒された娘を救うため、わらにもすがる思いで幻の霊泉を探し求めた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
巡礼者たちは、聖地に湧くという霊泉の水を求めて、長い道のりを旅してきた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro