府道
ふどう
名詞
標準
prefectural road (in Osaka and Kyoto Prefectures)
文例 · 用例
朱砂にして雨ふりながす朝の道山片附けば北の関見ゆふかみどり櫨の木かげに佇つ見れば童女は愛し母によく似て玉名郡関の山家は築畦の石塊黒く夏まけにけり朱砂ながらさびし山家の壁のいろ薄日蒸したり母の関町北九州雑唱宰府道筑紫の、櫨の木原、木原には夕光満ち、夕光に鷽鳥啼けり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
宰府道、ここの木原に、飼鳥の、よき鷽鳥を、もつ家あらしも。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
岩を洗う怒濤の無限の音のような、屋根を打つ高射砲の無数の破片の無限の落下の音のような、休止と高低の何もないザアザアという無気味な音が無限に連続しているのだが、それが府道を流れている避難民達の一かたまりの跫音なのだ。
— 坂口安吾 『白痴』 青空文庫
四周は全くの火の海で府道の上には避難民の姿もすくなく、火の粉がとびかい舞い狂っているばかり、もう駄目だと伊沢は思った。
— 坂口安吾 『白痴』 青空文庫
瀧へかゝるにはふどうオ/\と尻を引いて呶鳴りながらかゝるのだと柘植氏が教へる。
— 長塚節 『松蟲草』 青空文庫
やがては死ななければならないといふどうにもならない生理の嘆きがかもしだす焦躁のあらはれのやうな思ひがする。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
せつないけれども又なつかしい人生の絢は、要するに死ななければならないといふどうにもならない生理の嘆きがひらいた花園だと思ふてゐる。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
権平、宵の口には拙者蚊屋へ入、ねさせ呉候やうに度/\せがみしが、夫からそふどうに相成り候前、念仏の声二口三口いたし候が、火をとぼせ、とたび/\呼候へども、答なく、又、刀を持来れ、と申候へ共、一向に答ず。
— 稲生武太夫 『三次実録物語』 青空文庫
作例 · 標準
京都駅前から続く府道は、観光シーズンになると激しく渋滞する。
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大阪府と京都府を結ぶ主要な府道を通り、目的地へ向かった。
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この先の府道は道幅が狭くなっているので、運転には注意が必要だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 府道 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0