怨念
おんねん
名詞頻度ランク #22076 · 青空 93 例
標準
deep-seated grudge
文例 · 用例
…… 地獄の釜も、按摩の怨念も、それから思着いたものだと思う。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
」 と寝惚声して、破障子を開けたのは、頭も、顔も、そのままの小一按摩の怨念であった。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
変化、妖怪、幽霊、怨念の夜だからと言って、そのために裾、足の事にこだわるのではないのだが、夜半に、はきものの数さえ多ければ、何事もなかったろう。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
……妖怪、変化、狐狸、獺、鬼、天狗、魔ものの類、陰火、人魂、あやし火一切、生霊、死霊、幽霊、怨念、何でも構わねえ。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
けれども、未練と、執着と、愚癡と、卑劣と、悪趣と、怨念と、もっと直截に申せば、狂乱があったのです。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
「あまつさえ、乱暴とも狼藉とも申しようのない、未練と、執着と、愚癡と、卑劣と、悪趣と、怨念と、なおその上にほとんど狂乱だと申しました。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
怨念は大鰻、古鯰、太岩魚、化ける鳥は鷺、山鳥。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
伊右衛門は何だかお岩の怨念のような気がして気もちが悪かった。
— 田中貢太郎 『四谷怪談』 青空文庫