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あばた面

あばたづら
名詞
1
標準
pockmarked face
文例 · 用例
身体は大きくないが、骨組はがつちりしてゐて、顎や頬骨の張つてゐるあばた面の老人が、老いさらばひ、夕闇に一人で飯を喰べて居る姿はさびしかつた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
次郎左衛門は芝居や講談で伝えられているような醜いあばた面の持ち主ではなかった。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
ほんとうのあばた面さえ沢山にある時代ですから、薄いもぐらいはなんでもありません。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
ひきずりみっちゃは、痘痕の続いてゐる旁若無人なあばた面を言ふ。
折口信夫 三郷巷談 青空文庫
」と、あばた面の乞食が銭を算えながらいっていました。
小川未明 石をのせた車 青空文庫
」と、あばた面の男は、仲へ入って、その場を円くおさめてくれました。
小川未明 石をのせた車 青空文庫
少年は、心の中で、顔つきにも似ず心のやさしい乞食だと思って、あばた面の男に感謝していました。
小川未明 石をのせた車 青空文庫
あばた面が少年を揺すり起こしました。
小川未明 石をのせた車 青空文庫
作例 · 標準
あばた面でも心優しい人は多い。
その隣人はあばた面だが、とても親切だ。
医学の教科書にはあばた面の原因が説明されている。
皮膚科医はあばた面の治療法を患者に提供している。