新地
しんち
名詞
標準
new (residential) area (esp. built on reclaimed land during the Edo period)
文例 · 用例
新地の絃歌聞えぬが嬉しくて丸山台まで行けば小蒸汽一|艘後より追越して行きぬ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
須崎のある人から稲荷新地の醜業婦へ手紙を託されたとか云って、それを出して見せびらかしている。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
さらけ留めて、一番新地で飲んだろうかと思うんだ。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
その夜、松の中を小提灯で送り出た、中京、名古屋の一客――畜生め色男――は、枝折戸口で別れるのに、恋々としてお藻代を強いて、東の新地――廓の待合、明保野という、すなわちお町の家まで送って来させた。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
霜枯時の事ながら、月は格子にあるものを、桑名の妓達は宵寝と見える、寂しい新地へ差掛った。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
名物は蛤じゃもの、別に何も、多い訳はないけれど、ここは新地なり、旅籠屋のある町やに因って、つい、あの衆が、あちこちから稼ぎに来るわな。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
」「そうだ、成程|新地だった。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
」 とそこいらじろじろと睨廻して、新地の月に提灯入らず、片手懐にしたなりで、亭主が出前、ヤケにがっと戸を開けた。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
作例 · 標準
駅前に開発された新地には、おしゃれな店が立ち並んでいる。
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埋め立てによってできた新地は、昔からの住民にとっては慣れない場所だ。
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江戸時代に開墾された新地は、現在では商業の中心地となっている。
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標準
red-light district
作例 · 標準
夜の新地には、様々な誘惑が潜んでいる。
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歴史ある街には、かつての新地の名残が色濃く残っている。
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彼は仕事帰りに、つい新地の方へ足が向いてしまうことがある。
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標準
newly-acquired territory
作例 · 標準
戦後、この地域は新たな新地として開発された。
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探検家たちは、未開の新地を目指して危険な旅に出た。
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新しい技術は、ビジネスにおける新地を開拓する可能性を秘めている。
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ウィキペディア
新地(しんち)とは、居住地や商業地として新しく拓かれた土地のことを指す。 歴史的には、新地開拓後の繁栄策として遊廓などができたことも多かったことから、転じて遊廓や遊里の多い場所を指すこともある。
出典: 新地 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0