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離れ家

はなれや
名詞
1
標準
detached building
文例 · 用例
そしてそれを機会にひとまず吉田も吉田の母も弟も、それまで外で家を持っていた吉田の兄の家の世話になることになり、その兄がそれまで住んでいた町から少し離れた田舎に、病人を住ますに都合のいい離れ家のあるいい家が見つかったのでそこへ引っ越したのがまだ三ヶ月ほど前であった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
幾度も人の尠ない時を見計らつてはお辻の死床に名残をおしみに来た二人の娘が、最後に揃つて庭を隔てた離れ家から出て来た。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
異様な醜いうづくまりをその下半身にかたちづくつて、二人は離れ家の居室にひつそりとしてゐた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
娘達が忙しいお辻の手から育ての侍女の手に移つてこゝの離れ家に棲み始めて十何年間、朝夕二回の屋敷へ往くさ帰るさ、必ず宗右衛門はこの部屋へ立ち寄つた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
小夜が不憫で、うつかり離れ家へ向けようとした足も、お里を考へてぎつくりと止まる。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
商売の算段もなまり、倉々を見廻る眼力もにぶつたが、人知れず遠くから離れ家を見詰める宗右衛門の眼の色は、異様に光つた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
引き寄せて見ると生憎、煙草盆の埋火が消えてゐたので、行燈の方へ膝を向けた――自然、まつすぐに離れ家の方を彼は向いてしまつたのである。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
離れ家はまさしく妄者の棲家であつた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
作例 · 標準
夏の間、祖父母の家の離れ家で過ごすのが恒例だった。
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敷地内には母屋の他に、趣味の部屋として使われている離れ家がある。
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「この離れ家、落ち着けるから大好きだよ」と友人は満足げに言った。
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