音度
おんど
名詞
標準
scale degree
文例 · 用例
おかくに会つて、私が苗字を訊ねて見ると稍暫く呆然とした後に、「おんどる……だな。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
怒山といふひゞきの方が、明瞭であるためか、習慣のためか、いかにもおかくの風貌風姿に適はしくて親しみが多いやうにおもつて居りましたが、やがて、おんどるなのかおんどりなのか判然としないのも気にならなくなりました。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
七折着せて、おんどきよへのぼしよ。
— 北原白秋 『お月さまいくつ』 青空文庫
おんどきよの道で、尾のない鳥と、尾のある鳥と、けいつちいや、あら、きいようようと鳴いたとさ。
— 北原白秋 『お月さまいくつ』 青空文庫
(伊勢) 「おんどきよへ」とは、「今度京へ」といふのがなまつたのです。
— 北原白秋 『お月さまいくつ』 青空文庫
みんなでばんざいをとなえよう」 トーチカの上に日章旗をたてると、大尉のおんどで、陸戦隊や、高一やお父さままで力いっぱい、ばんざいをさけびました。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
けれどもそのときにはもうおんどりは小屋のうちにはいり、なかから窓をしつかりしめてゐます。
— 宮原晃一郎 『幸坊の猫と鶏』 青空文庫
」 するとすぐに、おんどりになつた一わが うたひました。
— 村山籌子 『にはとり は みんな しあわせ』 青空文庫