薬師如来
やくしにょらい
名詞
標準
Bhaisajyaguru (buddha able to cure all ills)
文例 · 用例
彼は麦倉邸の妖怪の噂を聞いたので、某日平太郎の前へ往って、「西行寺の薬師如来は、霊験のあらたかな薬師でございますから、其の画像を借り受けて、御信心なされますなら、どんな変化でも退散いたします」と云った。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
銅仏は印度で鋳造した薬師如来で、戴曼公の遺品である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
この薬師如来は明治の代となってから守田宝丹が護持していたそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
薬師如来でも匙を投げよう。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
好う一畑の薬師如来を信仰せよ」 御後室はそう云って、自分にも早くより蚊帳を吊らせ、寝所にと入られたのであった。
— 江見水蔭 『怪異黒姫おろし』 青空文庫
この本尊である薬師如来は、そもそも光明皇后眼病|平癒祈願のためにと、ここの尼僧は説明してくれたと記憶するが、それで特に眼が大きく鋭く作られてあるのかと思う。
— 大切な雰囲気 『大切な雰囲気』 青空文庫
久八は、永年の神経痛が薬師如来の信仰で癒おったとか云うので、それ以来異常な狂信を抱く様になり、ついぞ此の一月退院するまで、郊外の癲狂院で暮していたのであった。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
中央は坐像の薬師如来、左右の脇侍、日光月光は立像である。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は毎朝、病弱な孫の健康を祈って薬師如来の像に手を合わせている。
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薬師如来の十二の誓願は、現世での苦しみを救うことを目的としている。
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この寺の薬師如来は「お薬師さん」と親しまれ、多くの参拝客が訪れる。
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ウィキペディア
薬師如来 、あるいは薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊。大医王、医王善逝(いおうぜんぜい)とも称する。
出典: 薬師如来 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0