幻辞.com

偉跡

いせき
名詞
1
標準
remaining works
文例 · 用例
」 家の者が二、三日前から風邪をひいて、ひどいせきをしているのを、私は知っていた。
太宰治 青空文庫
黄村は狼狽を見せまいとして高いせきばらいを二つ三つして、それからあたりをはばかるような低い声で問うた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
孔雀は、小さいせきばらいをして、「私こと、」と言った。
太宰治 パンドラの匣 青空文庫
どうも、あの時の孔雀の、小さいせきばらいを一つして、さて、「私こと」と言い出したところは、なんとも、よろしくて、忘れられないものだった。
太宰治 パンドラの匣 青空文庫
高一は、そんなこととはしらず、ただ鳩舎へおりた電気鳩が、だいじな伝書鳩をころしたのにちがいないとおもって、愛犬マルといっしょに、この山のおくのほら穴の前まで、電気鳩をついせきしてきたのでありました。
海野十三 電気鳩 青空文庫
学校へは一切小説本を持ちこまなくなったかわり、勉強もおろそかになってしまって、三年四年となるにつれて、私はせいせきが段々悪くなって、卒業する時は八十七分の八十六番位で出たと思う。
林芙美子 私の先生 青空文庫
図画の宿題には、講談倶楽部か何かの口絵を描いて来る少女が一番いいせいせきで、私のように静物や風景を写生してゆくのには、何時も乙か丙をくれた。
林芙美子 私の先生 青空文庫
この間も、斎藤茂吉博士の随筆中に、武子夫人が生ていられたうちは書かなかったがと、ある田舎へいったら、砂にとった武子さんのはいせき物を見て、ふといふといと下男たちが笑っていたということを記されたが、そんなばかげた事もおこるほど、よってたかって窮屈な型のなかへ押込んでいった。
長谷川時雨 九条武子 青空文庫
作例 · 標準
彼が生涯をかけて成し遂げた偉跡は、今もなお後世の学者たちに多大な影響を与え続けている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「先人の遺した偉跡を辿ることで、我々は新たな時代の指針を見出すことができるのです」と学長は力説した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この地には、かつての文豪が執筆活動に耽った際の偉跡が随所に留められている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
高僧の歩んだ偉跡を慕って、毎年多くの巡礼者がこの山寺を訪れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview