閑所
かんじょ異読 かんしょ
名詞
標準
toilet
文例 · 用例
当時わたくしは名古屋の閑所に住み、その庭のかなめもちとどうだんの葉をていねいに写生した。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
二十六番地の一は、ある閑所のつき当たりの二階造りの家でしたが、驚いたことに、表の格子に、「貸し家」の札が貼られてありました。
— 小酒井不木 『紫外線』 青空文庫
睛を閑所に転ずる気紛の働ではない。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
三吉は名古屋へ入って、清潔な「閑所」の多い、格子窓の続いたある町の中に、その宿を見つけた。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
今日我が国の軍隊等で、少許のことを「じゃっかん」と言い、物乾場のことを「ぶっかんじょう」と言い、滑稽にまで無理に漢語を使用するのは、発音に於けるエピックな響を悦ぶのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
わにたちは、お互いにからだの大きさにつれてそれぞれかんじょうして、めいめいにお返事をしました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
エキモスは皮袋をひらいて、主人からもらったお金をかんじょうしかけました。
— 豊島与志雄 『銀の笛と金の毛皮』 青空文庫
エキモスは、部屋のおくにたっている主人のところにいって、皮袋から金貨を五つとりだして、かんじょう台のうえにならべました。
— 豊島与志雄 『銀の笛と金の毛皮』 青空文庫
作例 · 標準
昔の大きな屋敷には、複数の閑所が設けられていたと聞く。
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急にお腹が痛くなり、目的地の閑所まで我慢するのが大変だった。
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江戸時代の旅籠では、共同の閑所を使うのが一般的だったようだ。
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標準
quiet place
作例 · 標準
図書館の奥にある閑所を見つけて、そこで集中して読書をするのが好きだ。
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公園の片隅にあるベンチは、人目につかない閑所で、よく考え事をするのに使う。
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試験前は、カフェの賑やかさから離れ、静かな閑所で勉強したい。
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