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亡妻

ぼうさい
名詞
1
標準
deceased wife
文例 · 用例
余はその罪のない横顔をじっと見入って、亡妻のあらゆる短所と長所、どんぐりのすきな事も折り鶴のじょうずな事も、なんにも遺伝してさしつかえはないが、始めと終わりの悲惨であった母の運命だけは、この子に繰り返させたくないものだと、しみじみそう思ったのである。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
伏木の妹夫婦へ姪の縁談に就き、ニユウ・ヨオクの妹夫婦へ雜信、仙臺の小池堅治氏へ同氏の著書出版の交渉經過に就き、本郷の北岡壽逸君より亡妻追悼録を贈られた謝禮、その他俗用の葉書三つ。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
それというのも、亡妻がダンサーだったからである。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
亡妻の名は八重子といった。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
それというのも、亡妻の八重子への嫉妬が、女の生理に対する木崎の考え方を変えてしまったからではなかろうか。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
そして、そんなデカダンスの底に、亡妻への嫉妬がうずいているのだ。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
」 亡妻の八重子に似ていると、どきんとしたことは事実だが、しかし、仔細に観察すれば、他人の空似というほども似ていず、ただ少し感じが似ているというだけに過ぎないのだ。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
が、木崎は仔細に観察する余裕なぞなく、ホールの雰囲気の中で踊っている陽子の後姿をカメラの眼で追っているうちに、陽子の姿は嫉妬というレンズの額縁の中で捉えた亡妻の影像に変ってしまっていたのだ。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
彼は亡妻の写真を大切に持ち歩き、時折そっと眺めている。
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亡妻の遺志を継ぎ、彼女が始めた事業を成功させた。
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「君の亡妻は、本当に素晴らしい女性だったね。」
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