爾
おれ
代名詞頻度ランク #10964 · 青空 2512 例
標準
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文例 · 用例
宮森氏にして、若し真に俳句を理解してゐるとすれば、外国人の好評に対して、却つて自ら羞爾たるものを感じなければならない筈である。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
いかなれば蹌爾として時計の如くに憂ひ歩むぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
ああ我れの持たざるものは一切なりいかんぞ乞食の如く羞爾として道路に落ちたるを乞ふべけんや。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
夜汽車の暗爾たる車燈の影に、長女は疲れて眠り、次女は醒めて夢に歔欷す。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
山岸、莞爾と笑つて、「けふは、佐藤春夫先生の御使者だ。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
おしまひのはうに、「我國人の間にも豈之が紹介の要無しと言はんや、本書の譯ある徒爾ならざるを信ず。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
爾来、私は花袋一派の党同異伐に対して、押えがたい不平を抱いていた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
これを畢竟するに太陽系がこの星座に向って進んでいるため、丁度船が港に近づく時眼前の景色が目指す埠頭を中心として展開すると同じだと説き、爾来誰も異議を挿むものがなかった。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫