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染み込む

しみこむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
to soak into
文例 · 用例
だが「こうして居る間も巴里がいよいよ子どもに染み込む」私の子に対する情痴はいつもおびえていた。
岡本かの子 オペラの辻 青空文庫
水は川から灌いで、橋を抜ける、と土手形の畦に沿って、蘆の根へ染み込むように、何処となく隠れて、田の畦へと落ちて行く。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
梨も同し事で冬の梨は旨いけれど、ひやりと腹に染み込むのがいやだ。
正岡子規 くだもの 青空文庫
此の如く苦辛して得たる者は脳中に染み込む事深ければ再び忘るる事なく(一)、句をものする上に応用しやすく(二)、かつ他日また発明するの端緒となるべし(三)。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
しばらくは、熱い空気が肺に染み込むにまかせたあと、タケシは脇を通り過ぎる人にようやくたずねた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
されども少しく考え見るときは、身の挙動にて教うることは書を読みて教うるよりも深く心の底に染み込むものにて、かえって大切なる教育なれば、自身の所業は決して等閑にすべからず。
福沢諭吉 家庭習慣の教えを論ず 青空文庫
破れた靴の綻びからは、雪が染み込む
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 橋の下 青空文庫
闇だけれども蒼い葉の色が二人の着物の織目に染み込む程に宗助を寒がらせた。
夏目漱石 青空文庫
作例 · 標準
煮汁がじっくりと染み込んだ大根は、口の中でとろけるような味わいだ。
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長年使い込んだ革靴には、持ち主の足の形とオイルがしっかりと染み込んでいる
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雨水が天井から染み込んできて、屋根裏の梁が少しずつ腐食し始めている。
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2
標準
to sink into (one's mind)
作例 · 標準
幼い頃に聞かされた祖母の教えが、今になってようやく心に染み込んできた。
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失敗の苦い記憶が脳裏に染み込んで離れず、新しい挑戦に踏み出せない。
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彼の誠実な言葉は、不信感を抱いていた人々の心にも静かに染み込んでいった。
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染み込む(しみこむ) — 幻辞.com