油
あぶら
名詞頻度ランク #3619 · 青空 4420 例
標準
oil
文例 · 用例
「夕暮」なき競走、油と虫となる理想!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
「それから少し歩けるやうになると、一寸油断すればあんたは病院に出掛ける。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
「あんよが出来出す一寸前頃は、一寸の油断もならないので、行李の蓋底におしめを沢山敷いて、その中に入れといたものだが、するとそのおしめを一枚々々、行李の外へ出して、それを全部出し終ると、今度はまたそれを一枚々々、行李の中へ入れたものだよ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
街路は冬のやうに白つちやけて、昔ながらの大道店が、ガマの油や、オツトセイや、古着類や、縞蛇や、得體のわからぬ壞れた金物類などを賣つてる。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
蒼黒くでらでらした大きい油顔で、鼻が、――君レニエの小説で僕はあんな鼻を読んだことがあるぞ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
太宰に食わせる油揚げはよそを捜して見つけたらいい。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
何せ、お嫁さんのおじいさんは、槍の名人だそうですからね、大隅君だって油断は出来ません。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
潔癖が自慢の或るお方は、古道具屋から買つて来た油絵をタハシでおすりになつた。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
作例 · 標準
油について考える必要があります。
この油は非常に重要です。
油の意味を理解することが大切です。
多くの人が油について知っています。
ウィキペディア
油(あぶら、ゆ、oil)とは、動物や植物、鉱物などから採れる水と相分離する疎水性の化学物質で、通常は多数の化合物からなる混合物である。生体内では主に細胞膜の主要構成物質(脂質)として存在している。一般に可燃性であり、比重が小さく水に浮く。狭義には油脂を指すが、広義では炭化水素を主成分とする石油や、テルペノイドなどを主成分とする精油など油脂以外のものも油と呼ばれる。油脂については、常温で液体のものを油(または脂肪油)、固体のものを脂(または脂肪)と区別する。高級一価アルコールと高級脂肪酸とのエステルは蝋と呼ばれる。
出典: 油 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0