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力任せ

ちからまかせ
名詞形容動詞
1
標準
using all one's strength
文例 · 用例
頂上内院火口の西壁、剣ヶ峰の側からなぎ落されて、直線に突き切ること三里、力任せにたち割った絶壁の斜面に、墜石崩石は、ざっくばらんにほうりだされている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
古木の樣な醜き腕を延して、鐵車の檻を引握み、力任せに車を引倒さんとするのである。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
銀平これはと打驚き、脈を押えて候えば遥かに通う虫の呼吸、呼び活けんと声を張上げ、「八蔵、やい八蔵、どうしたどうした、え、八蔵ッ、と力任せに二つ三つ掴拳を撲わせたるが、死活の法にや協いけん。
泉鏡花 活人形 青空文庫
と引入れて、門の戸はたと鎖しければ、得右衛門はおどおどしながら、八蔵を見て吃驚仰天、「やあ此方は先刻の、「うむ、用があるこっちへ来いと、力任せに引立てられ、鬼に捕らるる心地して、大声上げて救いを呼べど、四天王の面々はこの時既に遁げたれば、誰も助くる者無くて、哀や擒となりにけり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
自糸は不意を撃たれて驚きしが、すかさず庖丁の柄を返して、力任せに渠の頭を撃てり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
彼は愈よ悶れて、一度に五六本の燐寸を掴んで力任せに引擦ると、火は漸く点いた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
」と、彼はお杉の腕を掴んで、力任せに引摺廻した。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
其隙を見て、市郎は我が足下に落ちたる大石を両手に抱えるより早く、敵の真向を目がけて力任せに叩き付けると、頭が割れたか顔が砕けたか、敵は悲鳴をあげて倒れた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
作例 · 標準
固い蓋を力任せに開けようとしたら、手が滑って怪我をした。
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彼は力任せにボールを投げたが、コントロールが定まらなかった。
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力任せではなく、技術で勝負するべきだ。
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