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涼風

りょうふう異読 すずかぜ
名詞頻度ランク #42146 · 青空 311
1
標準
cool breeze
文例 · 用例
メーツは、ブリッジで、涼風に吹かれながら、ソーファーに眠っていたが、起き上って来て、「どうしたんだ」「左舷に燈台が見えますが」「又、一時間損をしたな」と、メーツは答えて、コムパスを力一杯、蹴飛ばした。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
停車場前の百貨店の食堂の窓から駿河湾の眺望と涼風を享楽しながら食事をしている市民達の顔にも非常時らしい緊張は見られなかった。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
その代りに現れる夏の夕べの涼風は実に帝都随一の名物であると思われるのに、それを自慢する江戸子は少ないようである。
寺田寅彦 夕凪と夕風 青空文庫
こんな事を考えていたのであるが、今年の夏|房州の千倉へ行って、海岸の強い輻射のエネルギーに充たされた空間の中を縫うて来る涼風に接したときに、暑さと涼しさとは互いに排他的な感覚ではなくて共存的な感覚であることに始めて気が付いたのである。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
蚊さへなくば夏の夕の月あかき時なんどは、特に川中に一杯を酌みて袂に余る涼風に快なる哉を叫ぶべき価ある処なりといふ。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
この、それ自身にははなはだ平凡な光景を思い出すと、いつでも涼風が胸に満ちるような気がするのである。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
それに比べると東京の夏は涼風に恵まれている。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
そのために、正常な天候でさえあれば、夕方の涼風を存分に発達させているということがわかったのであった。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
作例 · 標準
夏の夕暮れ、縁側で涼風に吹かれながらスイカを食べるのは最高だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
窓から吹き込む涼風が、火照った体を優しく冷ましてくれた。
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木陰に入ると、汗ばんだ肌に涼風が心地よかった。
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