警抜
けいばつ
形容動詞名詞
標準
scintillating
文例 · 用例
豈図らんや造物の脚色は、綺語の奇より奇にして、狂言の妙より妙に、才子の才も敵する能わざるの巧緻あり、妄人の妄も及ぶ可からざるの警抜あらんとは。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
」 と串戯のような警抜な詰問が出たので、いささか言が引立って、「いいえ、実はその何でございまして。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」 と先生警抜なことを云って、俯向きざまに、灰を払ったが、左手を袖口へ掻込んで胸を張って煙を吸った。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
程よく、斬新な色調の織物、宝石の警抜な意匠、複雑な歯車、神秘的なまで単純な電気器具、各々の専門に従って置きかえる。
— ――ふるき市街の回想―― 『小景』 青空文庫
疑なく図案は警抜といえた。
— 宮本百合子 『伊太利亜の古陶』 青空文庫
拙衲は第一、其外世界困窮の数語、何等の警抜ぞ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
警抜なる挙措、愛すべき図々しさ。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
先生は、警抜な一章を読み了る毎に、黄いろい布表紙の本を、膝の上へ置いて、ヴエランダに吊してある岐阜提灯の方を、漫然と一瞥する。
— 芥川龍之介 『手巾』 青空文庫
作例 · 標準
彼のスピーチは警抜な比喩に富み、聴衆を魅了した。
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その小説の描写は、警抜で鮮烈な印象を残す。
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「いやあ、君のその発想、実に警抜だね!」
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