才知
さいち
名詞
標準
wit and intelligence
文例 · 用例
至るところ真珠紅玉にきらめくは 美しき宮殿の大扉、そこから抜けてするりするりするり そしてどこまでもさざめき立つ木霊の群れ、その楽しきつとめは ただ歌うことのみ、まさしく霊妙なる声にて その王の才知を讃えたのだ。
— エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 『ポオ異界詩集』 青空文庫
器量小さく才知乏しい者は、思い取って、味わい知ることの出来ない事を、憂えるが善いのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
衛の公孫朝という者、孔先生の立派な徳や宏大な才知に驚嘆し、先生の弟子の子貢に問いて、「孔子は誰について学んだのですか、子貢これに答えて、文王・武王治世の立派な道は未だ地に墜ちずに人々の中に残っています。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
それはちょうど最も優しかった母親が、子どもたちが成長した暁には、手放さなければならないときのように、私たちが精神的に成熟したときには、自分自身の才知でなんとか切り抜けていくようなものであるからである。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
学問才知も人並みには立ちまさりたる浜子なれば。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
それはドノバンがその才知にまかせて弁舌をふるい、他の少年を眼下に見くだすためと、いま一つは富士男のために投げとばされてさんざん説教された醜態を演じたためである。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
この時代にグストウ趣味とよび、才知といい、グラチエといわれているものは、すべてかかる懐疑的な転換期の理性の隠遁所であったのである。
— 中井正一 『近代美の研究』 青空文庫
支配しているはずのものが支配されはじめるというこの危機に現われたのが、趣味(グストゥ)才知(ウィット)勘(サンチマン)優雅(グラチエ)などという言葉である。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
作例 · 標準
彼は豊かな才知とユーモアで、常に周囲を魅了していました。
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若くしてその才知を発揮し、彼は会社の重要なプロジェクトを任されることになりました。
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その難題を解決するには、並外れた才知と柔軟な思考が必要とされるでしょう。
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