虚無僧
こむそう
名詞
標準
begging Zen priest of the Fuke sect (wearing a sedge hood and playing a shakuhachi flute)
文例 · 用例
いくち、しめじ、合羽、坊主、熊茸、猪茸、虚無僧茸、のんべろ茸、生える、殖える。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
その虚無僧の宗規や生活については、わたし自身も多少は調べたが、大体はそのむかし半七老人から話して聞かされたことが土台になっているのであった。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
虚無僧の話をするついでに、半七老人は虚無僧と普通の僧とに絡んだ一場の探偵物語を聞かせてくれたことがある。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
いよいよ驚いた彼は、顔をしかめて這い起きながら見あげると、その眼の前には虚無僧すがたの男が突っ立っていた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
自分を投げた男ばかりでなく、ほかにも猶ひとりの虚無僧が女を囲うように附き添っていた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
相手は二人で、しかもそれが虚無僧である以上、相当に武芸の心得があるかも知れないと思うと、元八は俄に気怯れがして、彼らに敵対する気力もなかった。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
虚無僧は無言で立っていたが、天蓋の笠越しに屹とこちらを睨んでいるらしいので、元八はいよいよおびえた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
七、八間ほども引っ返して、元八はそっと見かえると、虚無僧らの姿も女のすがたも、もうそこらに見えなかった。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
深編笠を被った虚無僧が、門前で尺八を吹き鳴らしながら喜捨を請うている。
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時代劇の中で、虚無僧に変装して敵の屋敷に潜入するシーンがあった。
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虚無僧の吹く尺八の音色が、静かな境内に物悲しく響き渡った。
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ウィキペディア
虚無僧(こむそう)とは、禅宗の一派である普化宗の僧のこと。
出典: 虚無僧 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0