原像
げんぞう
名詞
標準
original statue
文例 · 用例
フィルム、原像液、引延機、みんな其々に税がかかるのであろう。
— 宮本百合子 『カメラの焦点』 青空文庫
関帝の原像は本所五百羅漢寺の門にあつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
榛軒は関帝を祭る日に、先づ本所の五百羅漢寺に詣つて原像を拝し、次で家に還つて上の象嵌は関帝であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
併し模写説の唯一の欠点は、原像と写像との一致によって真理を知るためには却って予め原像自身を知っていなければならぬ、という循環の外にはないのであるが、この循環はただ認識の実際の過程を非実践的に考えるという仮定の上で、初めて成り立つものに過ぎないことを忘れてはならぬ。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
一つの詩が現象の世界から、譬喩と外衣とを借りてくるずっと前に、それは音楽として、実在の純粋な原像として、自分の魂の中に生れていはしないのか。
— SCHWERE STUNDE 『悩みのひととき』 青空文庫
作例 · 標準
博物館には、有名な仏像の原像が大切に保管されている。
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その絵画は、長い年月を経て色彩が薄れたが、原像の力強さは失われていない。
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建築家は、再建にあたり、失われた神殿の原像を忠実に再現しようと試みた。
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