夜陰
やいん
名詞
標準
shades of evening
文例 · 用例
その時妾はふと、夜陰の無花果の木の下に潜む、黒衣の人間の険悪な顔を姿見に認めて、恐ろしい悲鳴をあげました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
或は夜陰を以て、小禽の家に至る。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
或は夜陰を以て小禽の家に至る。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
或は夜陰を以て、小禽の家に至ると。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
夜陰とは夜のくらやみぢゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
夜陰とは夜のくらやみじゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
けれども夜陰捕吏の手に引きずられて、警察の留置場へ抛り込まれたときから、「手前達は、もう首がないんだ。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
「……あの、三味線は、」 夜陰のこんな場所で、もしや、と思う時、掻消えるように音が留んで、ひたひたと小石を潜って響く水は、忍ぶ跫音のように聞える。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
作例 · 標準
夜陰が迫り、遠くの景色がぼやけ始めた。
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都会の喧騒が夜陰に包まれ、静寂が訪れた。
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夜陰の中、一軒の家から暖かな光が漏れていた。
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