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玩味

がんみ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
tasting
文例 · 用例
私は西鶴の「日本永代藏」や、「胸算用」を更に熟讀玩味する事に依つて、貯蓄の妙訣を體得しようと思ひ立つた。
太宰治 金錢の話 青空文庫
それはとにかく、現代に活動している人でもこの一段の内容を適当に玩味することが出来れば名利の誘惑に逢って身を亡ぼすような災難を免れるだけの護符を授かるであろうと思われる。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
そうでなくても一つのものをよく玩味してその旨さが分かれば他のものへの食慾はおのずから誘発されるのである。
寺田寅彦 マーカス・ショーとレビュー式教育 青空文庫
こういう本格的な研究仕事を手伝わされたことがどんなに仕合せであったかということを、本当に十分に估価し玩味するためにはその後の三十年の体験が必要であったのである。
寺田寅彦 科学に志す人へ 青空文庫
初五が短いためにそのあとでちょっとした休止の気味があって内省と玩味の余裕を与え、次に来るものへの予想を発酵させるだけの猶予を可能にする。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
これは一見誇大な言明のようであるが実は必ずしも過言でないことはこの言葉の意味を深く玩味される読者にはおのずから明らかであろうと思われる。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
少なくもアインシュタイン以前の力学や電気学における基礎的概念の発展沿革の骨子を歴史的に追跡し玩味した後にまず特別相対性理論に耳を傾けるならば、その人の頭がはなはだしく先入中毒にかかっていない限り、この原理の根本仮定の余儀なさあるいはむしろ無理なさをさえ感じないわけには行くまいと思う。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
そういう人たちが、もし途上の一輪の草花を採って子細にその花冠の中に隠された生命の驚異を玩味するだけの心の余裕があったら、おそらく彼らはその場から踵を返して再び人の世に帰って来るのではないかという気もするのである。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
作例 · 標準
この小説の深いテーマを、何度も読み返してはじめて玩味できた。
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彼の言葉を玩味してみると、皮肉が込められていることに気づいた。
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美術館で一枚の絵を前に、観客たちはそれぞれの解釈を玩味していた。
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詩の一節を玩味するように、彼はゆっくりと詩集を閉じた。
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2
標準
appreciation
作例 · 標準
彼女は音楽を聴くとき、ただ聞くのではなく、音の一つ一つを玩味するように耳を傾ける。
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この美しい夕焼けを、心ゆくまで玩味しようではないか。
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長い旅の思い出を、一人静かに玩味する夜だった。
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歴史書を読み、当時の人々の感情を玩味することが、彼の趣味だった。
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