焦げ
こげ
名詞頻度ランク #25000 · 青空 42 例
標準
scorching
文例 · 用例
夏の空には何かがある、いぢらしく思はせる何かがある、 焦げて図太い向日葵が 田舎の駅には咲いてゐる。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
それから、昼弁当の結飯をこしらえ、火に翳して、うす焦げにして置いて、小舎の傍から※って来た、一柄五葉の矢車草の濶葉に一つずつ包む。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
これは普通火山で見受ける、赫く焦げた熔岩とは思えないので、道者連は真石と称えているが、平林理学士に従えば、橄欖輝石富士岩に属しているそうだ。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
焦げた樹木の梢がそのまま真白に灰をかぶっているのもある。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
娘をはたっと睨み、焦げつく声でいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その返礼にリゼットは後を向いて酒で焦げた茶色の舌をちょっと見せた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
この三者のうちで木材が一番熱を伝え悪いからたとえ内側は焦げるほど熱くなっても外までは熱が届かぬのである。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
何しろ非常な高圧であるから漏電を防ぐ絶縁器には特別のものを用いているが、それでも多少の放電が止みなくある故、柱の一部がだんだん焦げて来るそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作例 · 標準
トーストの焦げた部分をナイフで削り落とし、マーガリンをたっぷり塗った。
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煮込み料理を火にかけたままうたた寝してしまい、鍋の底に焦げを作ってしまった。
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焼き魚の香ばしい焦げの匂いが、台所いっぱいに広がって食欲をそそる。
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標準
scorched rice (at the bottom of the pot)
作例 · 標準
土鍋で炊いたご飯の底にある焦げは、香ばしくて最高のご馳走だ。
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子供たちは、おこげのカリカリした食感が大好きでいつも取り合いになる。
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炊飯器の底にわずかにできた焦げを見て、昔の竈での炊飯を思い出した。
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標準
part of ceramic glaze that has become dark or darkish-brown during firing
作例 · 標準
この茶碗の側面にある焦げが、景色として非常に味わい深い。
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窯の中で炎の当たり具合によって偶然生まれる焦げは、陶芸の醍醐味だ。
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素朴な信楽焼の肌に現れた焦げの美しさに、一目惚れして購入した。
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