幕僚
ばくりょう
名詞頻度ランク #43855 · 青空 215 例
標準
staff
文例 · 用例
ここに細川方の幕僚で丹波を領している細川|下野守教春も、その数に洩れず、急いで国元へ引返して行きました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
トラフアルガルの海戰で重傷を負つたネルソンが、軍醫や部下の幕僚たちに圍まれながら、死にのぞんで言つた言葉は有名である。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
トラフアルガルの海戦で重傷を負つたネルソンが、軍医や部下の幕僚たちに囲まれながら、死にのぞんで言つた言葉は有名である。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
騎兵を主力とする匈奴に向かって、一隊の騎馬兵をも連れずに歩兵ばかり(馬に跨がる者は、陵とその幕僚数人にすぎなかった、)で奥地深く侵入することからして、無謀の極みというほかはない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
これを聞いて、校尉韓延年以下漢軍の幕僚たちの頭に、あるいは助かるかもしれぬぞという希望のようなものが微かに湧いた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
たかが一兵卒の言った言葉ゆえ、それほど信頼できるとは思わなかったが、それでも幕僚一同|些かホッとしたことは争えなかった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
友仁はその馬前へ往って策を献じたところが、それが月沙の意に称うて、脱公の幕僚に推薦してくれた。
— 田中貢太郎 『富貴発跡司志』 青空文庫
その薨ずるや、幕僚相議して、喪を祕せむとせしが、酒井忠勝の言によりて、漸く之を公けにせしを以て、その事情を推するを得べし。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫