研学
けんがく
名詞動詞-サ変
標準
study
文例 · 用例
その時分の研学の仲間に南ロシアから来ている女学生があって、その後一九〇三年にこの人と結婚したが数年後に離婚した。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
高等学校時代厳父の死に会い、当時家計豊かでなかったため亡父の故旧の配慮によって岩崎男爵家の私塾に寄食し、大学卒業当時まで引きつづき同家子弟の研学の相手をした。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
それで、研学の徒はあまり頭のいい先生にうっかり助言を請うてはいけない。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
…… ……といううちにも、糸|的、糸的はひとりで目の覚めた顔をして澄ましているが、内で話した、外で逢ったという気振も見せない癖に、よく、そんな、……お京さんいい名だなあ、その娘の駿河台の研学の科目なぞを知っているね。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
前に挙げた女子が夜道を行く例、漁夫が流れを溯る例、学生の灯火研学の例もそうであるが、かよわい婦人が近隣の火災に遭って意外に重い家財を運べたりするのも、気の張った時には人が何時も以上の力を発揮する証例として数えられることで、その例と同じような例は世の中では多くの人が実に数々遭遇している事である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
故に教育の目的は如何に深淵なる学理の攻究研鑽を積むも、常識圏外に逸する事なく、研学の歩を進むると同時に、活社会を離れず、いわゆる世と推移り時世の進歩傾向を知ると共に、活社会に処して活動するの能力を養うこそ教育の最大目的なるべけれ。
— 新渡戸稲造 『教育の最大目的』 青空文庫
母の病気平癒も、私の恋愛の安泰も、研学の進歩も、其他凡て、その時の私の心に添わない。
— 豊島与志雄 『オランウータン』 青空文庫
こういう研究の領域は、わが国はもちろん、世界においても今までに手がつけられたことがなく、じつに研学の青年針目左馬太によってはじめて、メスを入れられたところのものであった。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
作例 · 標準
その学者は古代の文献を探求する研学に生涯を捧げた。
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この芸術を真に習得するには、厳格な研学に励む必要がある。
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彼女の研学による知識の追求は、彼女に多大な尊敬をもたらした。
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