ラッチ
ラッチ
名詞動詞-サ変頻度ランク #31412 · 青空 8 例
標準
latch
文例 · 用例
例へばボートの選手が、クラッチがいたんだンで俺は負けたんだ、さもなけあ勝つに決つてたんだがと嘆くとする、するとボートの漕げない奴が、クラッチのいたんだことを経験出来るだけでも仕合せだ、それで嘆くなんて、てんで漕げもしない俺なんざ、そいぢやァどうして呉れるんだといふのと同しぢやないか。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
話は脱線するが、最近に見た新発明の方法によると称する有色発声映画「クカラッチャ」のあの「叫ぶがごとき色彩」などと比べると、昔の手織り縞の色彩はまさしく「歌う色彩」であり「思考する色彩」であるかと思われるのである。
— 寺田寅彦 『糸車』 青空文庫
カルソーの母音の中の微妙な変化やテトラッチニの極度の高音やが分析の俎板に載せられている。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
お秀の家ではだん/\持船を人に譲って、残した小綺麗な船だけにオールのクラッチを取付け女子供でも漕げるような遊山船にしました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
あまりにそうぞうしいので、雨戸をあけてみると、隣家に住んでいる英国公使館の書記官マクラッチという人の飼犬が、わたしの家の庭にはいって来て無暗に吠えたけっているのであった。
— 岡本綺堂 『父の怪談』 青空文庫
あくる日、父がマクラッチ氏にその話をすると、同氏はひどく気の毒がっていた。
— 岡本綺堂 『父の怪談』 青空文庫
」 いくら利口だと思っても犬であるから、むやみに吠えないとも限らない、マクラッチも負け惜しみをいう奴だと思っていた。
— 岡本綺堂 『父の怪談』 青空文庫
マクラッチ氏の犬は実際利口であったのか。
— 岡本綺堂 『父の怪談』 青空文庫
作例 · 標準
古い鞄のラッチが壊れてしまい、中身が飛び出さないか心配だ。
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ドアが閉まるとカチリとラッチがはまり、密閉性が保たれた。
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指先で軽く押すだけで、窓のラッチが外れて冷たい風が入り込んできた。
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