二等分
にとうぶん
名詞動詞-サ変
標準
bisection
文例 · 用例
さてこの法線OPは、対自性的矩形と、対他性的矩形とのおのおのを垂直に二等分している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうしてこの頂角を二等分する線の方向がほぼ発火当時の風向に近いのである。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
▼『文壇的文学を主観的傾向のものであつたと見ることができるならば、現今言はれてゐる文学の大衆化は、文学の客観的価値の押し出しである――』と中條氏はいふ、現在の文学の求めてゐるものに、主観とか客観とか二等分して、それを押し出すとか、引つこめるとかいふ、それほど彼女のいふやうに簡単にいけば問題はない。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
彼らは、下足の仕事を正確に二等分して、各自の配分のほかは、少しでも他人の仕事をすることを拒んだ。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
然れども諸公の為す所を見れば、殆ど地球の泥団たるを信ぜず、二等辺三角形の頂角の二等分線は底辺を二等分するをも信ぜざるに似たり。
— 芥川龍之介 『文部省の仮名遣改定案について』 青空文庫
香炉や花瓶を床の間にすえるにも、その場所を二等分してはならないから、ちょうどそのまん中に置かぬよう注意せねばならぬ。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
二人はフトンの上に、二等分に帯をひっぱって寝た。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
竪長の三十坪ほどもあろうという、ぶちぬきの一室だったが、縦に二等分し、一方には白ペンキを盛んに使った卓子や書棚や、書類函や、それから手術台のようなもの、硝子戸の入った薬品棚、標本棚、外科器械棚などが如何にも贅沢に並び、其他、人間が入れそうなタンクのような訳のわからぬ装置が二つも三つも置かれてあった。
— 海野十三 『爬虫館事件』 青空文庫
作例 · 標準
先生は、円をコンパスで正確に二等分する方法を教えてくれた。
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ピザを家族みんなで食べるために、きっちり二等分して分けよう。
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この棒を厳密に二等分するのは、なかなか難しい作業だ。
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