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孤雁

こがん
名詞
1
標準
solitary wild goose (i.e. separated from its flock, esp. flying)
文例 · 用例
その後、私はたしか孤雁君からと思うが、ビョルンソンという作家の、山岳小説のことを聞かされた。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
たまたま『文章世界』第二巻第十三号で、片上天弦、前田木城、水野葉舟、吉江孤雁ら合評の紀行文家月旦が出た。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
俎上に載せられたのは、麗水、桂月、天随、花袋、孤雁及び私であったが、一番ほめられたのが花袋と桂月で、当たらずさわらずのところが麗水、孤雁、最も手ひどくやっつけられたのが天随と私で、ことに私はひどく攻撃せられた。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
左団次が自由劇場を、有楽座で開演したとき、孤雁君と前田木城(晁)君に会った。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
そして孤雁木城二君が、横浜山王山の私の宅を尋ねられた。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
丁度その時分、吉江孤雁氏が其処に遊んで、その村の破壊されたさまをその文章に書いたのを私は見たことがあつた。
田山録弥 伊良湖岬 青空文庫
群れに離れた孤雁が何かの途惑いをして迷って来たのかも知れないと思っていると、雁は雨のなかにふた声三声つづけて叫んだ。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
群に離れた孤雁が何かの途惑いをして迷って来たのかも知れないと思っていると、雁は雨のなかに二声三声つづけて叫んだ。
岡本綺堂 薬前薬後 青空文庫
作例 · 標準
茜色の空に、一羽の孤雁が仲間を探すように鳴きながら消えていった。
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群れからはぐれた孤雁の姿に、故郷を離れて一人暮らす自分を重ねた。
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凍てつく夜、月明かりの下を孤雁が寂しげに横切っていくのが見えた。
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