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浮き草

うきくさ異読 ウキクサ
名詞
1
標準
floating weed
文例 · 用例
ポーラはやはり浮き草のようなポーラであるところにこの劇の女主人公としての意義があり、そこに悲劇があり、ほんとうの哀れがあるのではないか。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
もとは河骨のようなものと、もう一種の浮き草のようなものがあったのだと記憶している。
寺田寅彦 青空文庫
また、水上に浮かぶ二つの浮き草の花が水中に隠れた根によって連絡されているようなものである。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
普通の幽霊草というのは曼珠沙華のことで、墓場などの暗い湿っぽいところに多く咲いているので、幽霊草とか幽霊花とかいう名を付けられたのだが、ここらでいう幽霊藻はまったくそれとは別種のもので、水のまにまに漂っている一種の藻のような浮き草だ。
岡本綺堂 水鬼 青空文庫
水かさのました稲田から流れ込んだ浮き草が、ゆるやかに回りながら、水の面へ雨のしずくがかいては消し、かいては消す小さい紋といっしょに流れて行く。
寺田寅彦 竜舌蘭 青空文庫
地方人の生きかたは都会に浮き草の様な生活を営む月給とりや、日なしの職人のやうな根のない生活はして居ない筈だ。
折口信夫 民俗芸能の春 青空文庫
たとい充実せぬはかない気分で冷たい境地をうろついていても、たとえば浮き草の葉ばかり揺らいで根の無いごとく、吹けば消え散る心の靄、こんな生活をして、果ては恐ろしい倦怠のみが訪れても私は死にたくない。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
身のまはりの不自由は何ともないが、年中他国を歩いてゐるので、若いうちはそれも面白かつたが、最近は浮き草のやうなたよりない気がして来た。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
greater duckweed (Spirodela polyrhiza)
作例 · 標準
例句
3
標準
precarious
作例 · 標準
例句