鍛鉄
たんてつ
名詞
標準
tempering iron
文例 · 用例
鍛鉄の箍でしっかりと締め、鋲を打ってあって、全体に一種の格子細工をなしている。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
しかし、いま考えると、それがディグスビイの印らしいので、それから推すとたぶんこの葬龕も、あの男の奇異な趣味と、病的な性格を語るものに相違ないのだよ」 と法水が、聖像の周囲にある雪を払い退けると、鍛鉄の十字架から浮び上った痛ましい全身には、みるみる不思議な変化が現われていった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
アックスは鋼鉄を冠った鍛鉄である。
— 石川欣一 『山を思う』 青空文庫
向いの部屋は窓があるので、そっちの方をちょっと覗いて見たら、鍛鉄で作った上下二段のベッドで、文身をした先生が寝ていた。
— 中谷宇吉郎 『アラスカ通信』 青空文庫
踏みとどまると同時に、もういっせいに皎剣の鞘を払って、月の斑がうろこのように鍛鉄の所々に光った。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
これ等の会合は、事実、あてっこをする会なので、刀身の作者の名は刀身、即ち鋼鉄の色合、反淬の深さ、やわらかい鉄へ鍛鉄した、鋼鉄の刃の合一によって出来る、奇妙な波のような線等を検査することによってのみ、決定されねばならぬ。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
刀鍛冶は、熱した鉄を叩き、鍛鉄を繰り返して日本刀を作る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古代の武器は、高度な鍛鉄の技術によって作られていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
鍛鉄によって、金属の強度と耐久性を向上させることができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash