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達見

たっけん
名詞
1
標準
farsightedness
文例 · 用例
「俺の兄弟だつて、それは皆な役に立たないが、阿母達見たいに意地の悪いところはない。
牧野信一 父の百ヶ日前後 青空文庫
ただし偉大な達見と強力な政治力が必要だ。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
これ真に達見ではないか。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
曙覧、徳川時代の最後に出でて、始めて濶眼を開き、なるべく多くの新材料、新題目を取りて歌に入れたる達見は、趣味を千年の昔に求めてこれを目睫に失したる真淵、景樹を驚かすべく、進取の気ありて進み得ず逡巡として姑息に陥りたる諸平、文雄を圧するに足る。
正岡子規 曙覧の歌 青空文庫
真淵は歌につきては近世の達見家にて『万葉』崇拝のところなど当時にありて実にえらいものに有之候えども、生らの眼より見ればなお『万葉』をも褒め足らぬ心地致候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
特に日本は若く而も早老な社会機構によって、ジャーナリズム内の理想主義と実利主義との紛糾は、呼吸荒い時代に揉まれて様々な内容がその日暮しに陥り達見を失う危険をもっていないとは云えない。
――雑誌ジャーナリズムの理想性と現実性―― 微妙な人間的交錯 青空文庫
真淵は歌につきては近世の達見家にて、万葉崇拝のところ抔当時にありて実にえらいものに有之候へども、生らの眼より見ればなほ万葉をも褒め足らぬ心地致候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
眞淵は歌に就きては近世の達見家にて萬葉崇拜のところ抔當時に在りて實にえらいものに有之候へども生等の眼より見れば猶萬葉をも褒め足らぬ心地致候。
正岡子規 歌よみに與ふる書 青空文庫
作例 · 標準
創業者の達見があったからこそ、この会社はデジタル化の波に乗り遅れずに済んだのだ。
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彼は単なる知識人ではなく、時代の趨勢を読み解く達見を備えた人物として知られている。
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政治家には、目先の利益だけでなく、百年後の国家を見据える達見が求められる。
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