卓見
たっけん
名詞
標準
excellent idea
文例 · 用例
超現実派の詩論なぞも読んでをりますが、そして所々非常な卓見にも遭遇しますが、要するに読んだ後では「今時誰も結論には到達しないのだ」といふ何時も乍らの呟きを繰返さなければならない始末です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
故松田文相の外来語排撃の旗印は文教の府の首班として確かに卓見であった。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
これも一つの卓見であると言われよう。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
雲の生成に凝縮心核を考えているのは卓見である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
ボルツマンがこのような混乱系の内部の排置の公算をエントロピーと結びつけたのは非常な卓見で物理学史上の大偉業であった。
— 寺田寅彦 『時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ』 青空文庫
御理解の深さというよりは独創の御卓見と言った方が当っているのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
これこそ、真の御卓見であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
太子さまは経の御選択の上にも時代を抽んでた独創の卓見をお示しになったばかりでなく、自ら執筆された経の註釈書すなわち御疏を拝しますと、御趣旨はいよいよ明らかにされて来るのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
彼女のプレゼンには、業界の将来を見通すような鋭い卓見が随所にちりばめられていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「それはまさに卓見です。その視点があれば、我々の課題は一気に解決に向かうでしょう」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
若手研究者の論文ながら、既存の定説を覆すような卓見が含まれていると評価された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview