垂直
すいちょく
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #10369 · 青空 411 例
標準
vertical
文例 · 用例
頭がようやく冴えて来た、足許の岩では、偃松が近くは緑に、遠くは黯くなって、蜿ねっている、天外絶域の、荒れはてた瘠土にまで、漂って来た、緑の垂直的終点を、私は今踏んでいるのだ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
測量標の直ぐ下は、野宿に適当な広い平地があって、それから凄まじいほど、垂直の断崖を作している、その下が雪田で、雪解の水は大樺の谷、それから小樺の谷へと、落ちているらしいが、そこまでは解らない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
碁盤の目ほどに窓の多いデパートメント、タンクを伏せたように重っ苦しい大屋根、長方形の箱を、手品師の手際で累積したようなアメリカ式鉄筋コンクリートの高層築造物は、垂直の圧力を通行人の頭上に加えて虚空の「通せん坊」をしあっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
何故ならば、山岳は百般の自然現象を、ほぼ面積の大なる垂直体に収容した博物館であり、美術殿堂であるからである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
次にXYの面に垂直なZ軸の方向に時間を取る。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
反射鏡など使っても駄目であったが、近頃マルコニが作ったアンテナは従来の物のごとく垂直に立てず却って大部分を水平に張ったもので、これを用うればほとんど一定の方向にのみ波を送る事が出来るそうである。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
またもう一つの方法はブラウン氏の発明で、これは三本の垂直なアンテナから同時に波を送り、三つの波を互いに干渉させ、その結果ある方向に最も強い波の起るようにしたものである。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
一人が道ばたの花園の青芝の縁に杖を垂直に立てて考えることには、「ヒヤシンスはとても喫むまいが、チュリップというやつはこいつどうも煙草を喫みそうな花だ。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
作例 · 標準
大工さんが水平器を使って、柱が地面に対して垂直に立っているかを厳しくチェックする。
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崖を垂直に登るような急勾配の登山道に、足がすくんでしまった。
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モニターを垂直に立てて設置すると、長いコードを一画面で確認しやすくなる。
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標準
perpendicular
作例 · 標準
幾何学の授業で、線分の中点を通る垂直な線を引く方法をコンパスで実演した。
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壁に対して垂直に家具を配置することで、部屋のスペースを有効に活用できる。
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二本の道路が垂直に交差する十字路は、見通しが悪く事故が起きやすい。
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ウィキペディア
垂直 であること、すなわち垂直性 (perpendicularity) はある一方の直線を適当に平行移動させた時、直角に交わる二つの直線の間の関係性を言う。つまり、その2直線が交わっても、ねじれでも垂直の場合がある。ただし、中学校までは、交わる場合のみを扱うことが多い。この性質は関連するほかの幾何学的対象に対しても拡張される。
出典: 垂直 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0