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十回

じっかい異読 じゅっかい
名詞
1
標準
ten times
文例 · 用例
二分も経つか経たぬに勝負は私の負けとなつて、忽ち立て続けの負け十回目が終つてしまつた。
中原中也 西部通信 青空文庫
明治から貞観まで約千年の間にこの程度の颱風がおよそ何回くらい日本の中央部近くを襲ったかと思って考えてみると、仮りに五十年に一回として二十回、二十年に一回として五十回となる勘定である。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
千年の間に二十回とか三十回といえばやはり稀有という形容詞を使っても不穏当とは云えないし、目前にのみ気を使っている政治家や実業家達が忘れていても不思議はないかもしれない。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
四 その夜の真心 前説と同様な意味で、この映画はたとえ何十回競馬を見物に行っても味わうことの六かしいと思われる競馬というスポーツの最高度のスリルを味わわせる映画で、すべての物語の筋道などは、ただこのクライマックスの競馬の場面の鋭いスリルを鋭くするために細かく仕組まれた足場として見ることも出来る。
寺田寅彦 映画雑感(5) 青空文庫
かつて私は、長く住んでいた家の廻りを、塀に添うて何十回もぐるぐると廻り歩いたことがあった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
支那語の一二三を何十回となく、馬鹿のように繰りかえした。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
勇敢なクジマ、今までに四十人の生命を助け十回も屋根からころがり落ちた札付きのクジマのおやじが屋根裏の窓から一匹のかわいい三毛の子ねこを助け出す。
寺田寅彦 火事教育 青空文庫
甲が同じ事を十回繰り返し実験しても気がつかずに見のがす事を乙がただ一ぺんで発見する場合はしばしばある。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
作例 · 標準
このトレーニングメニューは、毎日十回行うように指示されている。
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彼は、この難問を解くために、試行錯誤を十回以上繰り返した。
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その曲はあまりにも気に入り、思わず十回も続けて聴いてしまった。
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