気落ち
きおち
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
discouraged
文例 · 用例
」 教師は教員室へ帰り豚はもうすっかり気落ちして、ぼんやりと向うの壁を見る、動きも叫びもしたくない。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
もうこの時はみんなすっかり気落ちしました。
— 宮沢賢治 『化物丁場』 青空文庫
御方の失せさせたまいし上は、最早この世に望みは無し、と下枝は落胆気落ちして、「もう聞とうない、言とうない。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
寝ていて、女は再び一層気落ちがした様子で幾度となく大きな溜息をもらした。
— 渡辺温 『シルクハット』 青空文庫
いらっしゃいいらっしゃいと雛妓を膝元へ呼んで、背を撫でてやりながら、その希望のためには絶対に気落ちをしないこと、自暴自棄を起さないこと、諄々と言い聞かした末に言った。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
寝食も忘れまして……気落ちいたし、心|萎え、身体は疲れ衰えながら、執着の一念ばかりは呪詛の弓に毒の矢を番えましても、目が晦んで、的が見えず、芸道の暗となって、老人、今は弱果てました。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
長蛇を逸した気落ちが、激戦三十余合で疲労し切った身体から、総ての気力を奪い去って居る。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
美和子は、何となく気落ちのした顔で、店員の手から、帯の包みを受け取りながら、「下がいいわ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
作例 · 標準
彼の企画が通らず、かなり気落ちしているようだった。
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大事な試合で負けてしまい、選手たちは皆気落ちしていた。
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ちょっとした失敗で気落ちするなんて、まだまだだな。
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「そんなに気落ちしないで。また次があるさ」と友人が励ましてくれた。
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