桐
きり異読 キリ
名詞頻度ランク #16276 · 青空 1249 例
標準
paulownia (Paulownia tomentosa)
文例 · 用例
〔洪積の台のはてなる〕宮沢賢治洪積の台のはてなる一ひらの赤き粘土地桐の群白くひかれど枝しげくたけ低ければ鍛冶町の米屋五助は今日も来て灰を与へぬ。
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
— 宮沢賢治 『校庭』 青空文庫
祭日〔二〕宮沢賢治アナロナビクナビ睡たく桐咲きて峡に瘧のやまひつたはるナビクナビアリナリ赤き幡もちて草の峠を越ゆる母たちナリトナリアナロ御堂のうすあかり毘沙門像に味噌たてまつるアナロナビクナビ踏まるゝ天の邪鬼四方につゝどり鳴きどよむなり
— 宮沢賢治 『祭日〔二〕』 青空文庫
最初に軒端の廻燈籠と梧桐に天の河を配した裏絵を出したら幸運にそれが当選した。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
その後に冬木立の逆様に映った水面の絵を出したらそれは入選したが「あれはあまり凝り過ぎてると碧梧桐が云ったよ」という注意を受けた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
募集した絵をゆっくり一枚一枚点検しながら、不折や虚子や碧梧桐を相手に色々批評したり、また同時に自分の描いておいた絵を見せたりして閑談に耽るのがあの頃の子規の一つの楽しみであったろうということも想像される。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
そうした行列の中を一台立派な高級自動車が人の流れに堰かれながらいるのを見ると、車の中には多分掛物でも入っているらしい桐の箱が一杯に積込まれて、その中にうずまるように一人の男が腰をかけてあたりを見廻していた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
細長いかっちりした薄紫の鈴――桐の花です。
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
作例 · 標準
このタンスは、木目が美しく軽量な桐で作られています。
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「昔の箪笥は桐でできてるから、虫がつかなくて丈夫なんだよね。」と祖母が教えてくれた。
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桐は火に強く、湿気にも強いため、古くから桐箪笥や下駄などに利用されてきた。
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桐の箱は、大切な着物を保管するのに最適だ。
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