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上膊

じょうはく
名詞
1
標準
upper arm
文例 · 用例
耳朶のちぎれかけた男も、踵をそがれた男も、腰に弾丸のはまった男も、上膊骨を折った男も、それ/″\、憐れみと、懇願の混合した眼ざしを持って弱々しげに這入ったきた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
イベットは両手で小田島の腕を握り、毛織物を通して感じられる日本人独特の筋肉が円く盛上った上膊に顳※を宛がった。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫
同時に正面の巨漢がピストルを握ろうとした右手を逆に掴んで背負うと、ポキンという音と共に、右の上膊の骨を外した巨漢が、眼の前のタタキの上にモンドリ打って伸びてしまった。
夢野久作 冥土行進曲 青空文庫
怪我人の上膊が挫折してぶらりと垂れて居た。
長塚節 青空文庫
働けねえからだよ」 炭山が袖を上膊のところまで、まくり上げて、眼の前ですかして見るようにかざした。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
悍しい肩と上膊の筋肉がその度にグリ、グリッとムクレ上った。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
腕を少し動かしても、上膊の筋肉が、グル、グルッとこぶになった、堅い身体を持っていた。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
五本の指、掌、前膊、上膊、肩胛骨、その肩胛骨から発した肉腫が頭となって、全体が恰も一種の生物の死体ででもあるかのように、血に塗れて横たわって居た。
小酒井不木 肉腫 青空文庫
作例 · 標準
ウェイトトレーニングを続けた結果、彼の上膊は以前より一回り太くなった。
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医師は患者の上膊に血圧計のカフを巻き、静かに目盛りを読み取った。
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彼は転倒した際に上膊を強く打ち、ひどい打ち身を作ってしまった。
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