土俵入り
どひょういり
名詞
標準
entrance procession of wrestlers into the ring
文例 · 用例
八 一本刀土俵入り 日本の時代ものの映画でおもしろいと思うものにはめったに出会わない。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
しかし近ごろ見た「一本刀土俵入り」だけはたしかに退屈せず気持よく見られた。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
権右衛門は伝三郎が近頃七百円もする土佐犬を飼い、おまけに闘犬に勝ったといっては犬の鎖や土俵入りの横綱に大枚の金を使ってるときいて業を煮やし、内容証明書を伝三郎に送った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
手近い例を擧げようならば、人試みに直立して胸を張り拳を固め頭を擡げ視を正しくして、横綱が土俵入りをして雄視するやうな姿勢を取り、そして兩手を動かすこと數分時、或は上下し、或は屈伸し、或は撃つが如くし、或は攫するが如くして、任意に力を用ふれば、忽にして身暖く筋張るを覺ゆるであらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
手近い例を挙げれば、試みに直立して胸を張って拳を固めて頭を擡げて視線を正しくして、横綱が土俵入りをして雄視するような姿勢を取りそして両手を動かすこと数分、或いは上下し或いは屈伸し或いは打ち或いは引くようにして思うままに力を用いれば、忽ち身は暖かくなり筋が張るのを覚えるだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
少年時代に、梅ヶ|谷、常陸山の角力を見た切り、さつぱり角力を見たことのない彼は、つまらなそうに土俵を見ていたけれど、幕内の土俵入りの時早くも彼は天竜を見て、「ありやいい角力だね。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
今も、土俵入りなどゝいふ事が行はれるが、宮廷の相撲の節会にも、舞ひが伴うて居る。
— 折口信夫 『草相撲の話』 青空文庫
玉錦が居なくなつて、いはゆる「錦絵からぬけ出したやうな」殊にあの土俵入りの見られないのは、物寂しいことである。
— 木村荘八 『両国今昔』 青空文庫
作例 · 標準
横綱の土俵入りは、その威厳と美しさで観客を魅了する。
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幼い頃、初めて見た力士の土俵入りに感動したのを覚えている。
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土俵入りが終わると、いよいよ本日の取組が始まる。
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