露払い
つゆはらい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
person who clears the way for a high-ranking person, procession, etc.
文例 · 用例
しかし多数の読者を導いてこのルクレチウスの花園に入るべき小径の荊棘を開くにはぜひともこれだけの露払いの労力が必要であると思った。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
この方から逆寄せして、別宅のその産屋へ、守刀を真先に露払いで乗込めさ、と古袴の股立ちを取って、突立上りますのに勢づいて、お産婦を褥のまま、四隅と両方、六人の手で密と舁いて、釣台へ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
最初のこと故勿論露払いで、ぱらり/\と集りかけた聴衆の前で簾を下したまゝ語らされたが、沢正と声がかゝったほどの熱演で、熱演賞として湯呑一個をもらった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
二十 時に、間を隔てた、同じ浪屋の表二階に並んだ座敷は、残らず丸官が借り占めて、同じ宗右衛門町に軒を揃えた、両側の揚屋と斉しく、毛氈を聯ねた中に、やがて時刻に、ここを出て、一まず女紅場で列を整え、先立ちの露払い、十人の稚児が通り、前囃子の屋台を挟んで、そこに、十二人の姫が続く。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
はじめてのことゆえむろん露払いで、ぱらりぱらりと集りかけた聴衆の前で簾を下したまま語ったが、それでも沢正オ!
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
露払いをすませ、あと汗びしょのまま会の接待役としてこまめに立ち働いたのが悪かったのか、翌日から風邪をひいて寝こんだ。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
芸妓を露払いにする神田のお祭りが何だ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
はじめてのことだからと露払いを買って出で、ぱらりぱらりと集りかけた聴衆の前で簾を下したまま語ったが、それでも、沢正オ!
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
式典の開始前、主催者の関係者が会場の露払いを務めた。
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大名行列の露払いが通ると、人々は道を開けた。
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彼は新しい事業の露払いとして、精力的に営業活動を行った。
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標準
opening performer
作例 · 標準
コンサートの露払いを務めた若手バンドが、会場を大いに盛り上げた。
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漫才コンビが露払いのネタで、客席を温めた。
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この映画は、新人俳優が露払いを飾った話題作だ。
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標準
sumo wrestler who leads a yokozuna at his ring-entering ceremony
作例 · 標準
横綱土俵入りの際、力強い露払いが観客を魅了した。
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大関昇進のかかる一番で、彼は見事な露払いを披露した。
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横綱の威厳を示すかのように、露払いが堂々と土俵に上がった。
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