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錦鯉

にしきごい
名詞
1
標準
coloured carp
文例 · 用例
△有元一雄――『錦鯉』よく描けてゐたが、光沢がない。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
身もだえするほど、アメリカの国旗をだしたいの」 石田氏は、釣りあげた錦鯉にバリウムのような発光剤を飲ませ、いたわるようにプールの水にかえしてやりながら、「結構な話だが、アメリカの国旗にかぎることはなかろう。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
錦鯉が、一匹、二万円に売れるというので、養殖をはじめるつもりらしいが、プールじゃ鯉は育たないから、無駄なようなもんだって……一匹、二万円ずつで、アメリカへでも輸出するつもりなんですか」「こうして摺鈎で魚を釣っているんだが、養殖しているように見えるかね?
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
」「魚を訓練しているんだ……ここで、錦鯉専門の釣堀をはじめるつもりだが、こういうぐあいに仕込んでおくと、めったに鈎にかからなくなる」「バリウムは、なんのためです?
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
千々子さまは有頂天になって、ただもう浮き浮きしているが、錦鯉と摺鈎の関係のようなもので、釣ったのか釣られたのかわからない、といった、ひょんな結果になるのではないかと、百々子は心配した。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
石田氏の錦鯉にたいする発光装置は、その後、うまいところへ向いているらしく、これも、一日中、プールのそばに居て、めったに食堂へも出て来ないくらいに教育に熱中しているが、五十雄君と百々子は、六月以来、精神の根源を疲弊させる、心理的な暑気にやられ、花蔭に坐りこんで、顔を見あわせては溜息ばかりついていた。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
石田家の憂鬱の時――石田氏は錦鯉の子供に発光剤を飲ませて、夜の廻遊状態?
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
ひきつづく長雨で、石田氏の飼っている錦鯉の子供が、プールから泳ぎだしそうになったので、雨着を着てかまいに行った帰り、洋館の下までくると、二階の東側の窓ガラスを破って、窓幅だけの水が、すごい勢いでふきだしてきた。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
作例 · 標準
庭の池を優雅に泳ぐ錦鯉の姿は、訪れる客人の目を楽しませ、心を落ち着かせてくれる。
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錦鯉は「泳ぐ宝石」と称され、一匹で数百万円の値がつくことも珍しくない。
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品評会で優勝した錦鯉は、鱗の並びから色のコントラストまで非の打ち所がない美しさだった。
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