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美しさ

うつくしさ
名詞
1
標準
beauty
文例 · 用例
然し、今日私が、過去の錯乱を去つたのは、実に私が、謂はば、自力的に求めたればこそで、却て今日はじめて、花の美しさをも感じられるやうになつた次第である。
中原中也 詩壇への抱負 青空文庫
迸出の新鮮さといふ点からいふも、美の美しさといふ点からいふも、彼女の詩は後世が呼んで『純粋状態』の詩といふものに該当してゐる。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
かうして私と彼とは、互にその欠陥せる病癖を悲しみ、互にその夢想せるしかも正反対の性情の美しさを交換した。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
人はよく生きるためには、絶えず高潔な感情を求めて、現実の生活そのものを充実した美しさの上に、がつしりと、しかも肉体的に築きあげねばならないと言ふのは、彼の叙情詩の凡てが語る所の哲学である。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
つまり言へば聴者は、それを旋律の美しさに於て聴かないで、歌詞の面白さに於て聴き、真の音楽的陶酔とはちがふところの、別の散文化の興味で聴くからである。
萩原朔太郎 流行歌曲について 青空文庫
この時の女の顔は不思議な美しさに輝いて、涼しい眼の中に燃ゆるような光は自分の胸を射るかと思ったが、やがて縁側に手をついて、宜しくば風呂を御召しあそばせと云った時はもう平生のお房であった。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
美しさを競うて飾り立てた店先を軒ごとに覗き込んでいた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
そういう美しさも慣れると美しさを感じなくなるだろうという人もあるが、そうとは限らない。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
作例 · 標準
例句